GitHub Start -GitHubの登録から使い方まで-

Published on Nov 29, 2020

バージョン管理ツールであるGitHubは、プログラマーにとって必須のサービスではある一方、初心者にとっては、よくわからない・わかりにくいものかもしれません。

また、経験者であっても、様々なことを学ぶうちに、うっかり度忘れ・記憶違いということもあるでしょう。

そこで、自らの覚書・メモも兼ねて、「そもそもGithubとは何なのか」、「どんな時に使うものなのか」を説明・記述していきたいと思います。



GitHubとは

「GitHub(ギットハブ)」とは、Gitを利用したプログラムのバージョン管理を行うウェブサービスのことを言います。

Git(ギット)とは、プログラム等を記述したソースファイルのバージョン管理を行うためのツールのことです。
複数人でプログラミングを行う場合、例えば、「誰が、どのファイルの、どの部分を修正したのか?」といったソースコードの管理・運用をする必要があります。
Gitはこの様な管理を行うためにつくられたツールで、Gitを使うことにより、複数人で開発したソースファイル一式を一元管理することができます。

具体的には以下のようなことが可能です。

  • ファイルの変更履歴を管理
  • 過去のバージョンに戻せる
  • さまざまなファイルを管理できる
  • チームで作業を共有できる

GitHubは、Gitのリポジトリ(ソースファイルが格納されたディレクトリなどを保存する保管場所)をWeb上でグラフィカルに扱うことができるツールで、導入することにより、GitHub上で管理しているプロジェクトをメンバーごとにコピーしてローカルで作業を行い、修正したファイルをGitHub上で共有するといったことが可能です。

GitHubの仕組み

GitHubでは、「ローカルリポジトリ」・「リモートリポジトリ」という概念があります。

  • 自分のPCで作業する「ローカルリポジトリ」
  • GitHubなどでサーバ上で管理する「リモートリポジトリ」

基本的に、作業はローカルリポジトリで行い、そこで作成・修正したファイルをリモートリポジトリにプッシュ(送信・更新)する、という流れで作業を行います。

※補足:「Git」と「GitHub」の違い

  • 「Git」・・・バージョン管理システム
  • 「GitHub」・・・Gitを使ったウェブサービス

GitHubのアカウント登録

まずは、GitHubにアクセスします。

ユーザ名・メールアドレス・パスワードを入力して、「Sign up for GitHub」をクリックします。

GitHub登録1

次に、プランを選択します。有料のプランもありますが、ここでは、無料で使えるFreeプランを選択します。

「Choose your personal plan」から「Unlimited public repositories for free.」を選択し、「continue」ボタンをクリック。

※補足:プランは後から変更することが可能です。

GitHub登録2

アンケート入力画面が表示されたら、回答を入力して「Submit」ボタンをクリック。

GitHub登録3

次のような画面が表示されれば、登録手続きは完了です。

登録したメールアドレスに確認メールが送られるので、メールボックスを確認しましょう。

GitHub登録4

GitHubから確認のメールが来ますので、「Verify email address」をクリックし、ユーザ認証を行ってください。

以上でGitHubのアカウント登録は完了です。


GitHubの使い方

基本的な作業は、下記のような流れになります。
なお、1のリポジトリの作成は初回のみ行い、2から5を繰り返します。

1:Githubでリポジトリを作成(git init)
2:ファイルの作成、編集を行う
3:ファイルの作成/変更/削除をgitのインデックスに追加する(git add)
4:変更結果をローカルリポジトリにコミットする(git commit)
5:ローカルリポジトリをプッシュしてリモートリポジトリへ反映させる(git push)


 

1:Githubでリポジトリを作成(git init)

まずは、GitHubにログインし、リポジトリを作成します。
GitHubにログインした状態で、「New Repository」ボタンをクリック。

GitHub使い方1

次に表示される画面では、「Repository name」にリポジトリ名を入力。
必要に応じて「Description」も入力後、「Create Repository」をクリック。
これで、リポジトリの作成は完了です。

GitHub使い方2

登録が完了すると、次のようにURLが表示されます。

GitHub使い方3

表示されているURLは、pushコマンドで送信するときに使用します。控えておいてください。

次に、ローカル環境でローカルリポジトリの作成を行います。
コマンドプロンプトを起動して、任意の場所にディレクトリを作成します。
ここでは「/Users/ユーザー名」以下にディレクトリを作成しています。

「github」という名前のディレクトリを作成。

mkdir github

「github」ディレクトリに移動。

cd github

「pushtest」という名前のディレクトリを作成。

mkdir pushtest

「pushtest」ディレクトリに移動。

cd pushtest

「git init」コマンドでローカルリポジトリを作成。

git init

次のように表示されれば、成功です。

Initialized empty Git repository in ~


2:ファイルの作成、編集を行う

ここでは、「pushtest.html」というファイルをローカルのPC上に作成した、という想定で進めます。
ディレクトリ「pushtest」にテキストエディタ等でHTMLファイルを作成。

<!DOCTYPE html>  
<html lang="en">  
    <head>  
        <meta charset="UTF-8">  
        <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">  
        <meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="ie=edge">  
        <title>pushtest</title>  
    </head>  
    <body>  
        push test  
    </body>  
</html>  

3:ファイルの作成/変更/削除をgitのインデックスに追加する(git add)

ファイルを作成できたら、「git add」コマンドでファイルをインデックスに追加します。

インデックスとは、リポジトリにコミットする準備をする為に、変更内容を一時的に保存する場所のことです。 インデックスに追加することで、Gitで管理する対象のファイルになります。

git add pushtest.html


4:変更結果をローカルリポジトリにコミットする(git commit)

インデックスの追加を行った後は、リポジトリに登録をします。
登録には「git commit」コマンドを実行します。

コミットとは、ファイル・ディレクトリの追加・変更をリポジトリに記録する操作のことです。

git commit -m “pushコマンドの確認”

指定した引数は、このリポジトリの内容を表します。

成功すると以下のように表示されます。

Your name and email address were configured automatically based
on your username and hostname. Please check that they are accurate.
You can suppress this message by setting them explicitly:

これで、リポジトリの登録は完了です。


5:ローカルリポジトリをプッシュしてリモートリポジトリへ反映させる(git push)

リモートリポジトリに作成したファイルをpushコマンドで送信する前に、「git remote」コマンドを使用して、リモートリポジトリの情報を追加します。
この情報は、先程GitHub上に表示されたリモートリポジトリのアドレスです。
originの後に、リモートリポジトリのアドレスを指定します。

git remote add origin https://github.com/~

続いて、「git push」コマンドでリモートリポジトリに送信を行います。

pushコマンドは、ローカル環境であるローカルリポジトリで編集したファイルを、リモートリポジトリにアップロードし、反映させる為のものです。

以下のコマンドを実行。

git push origin master

GitHubのユーザ名とパスワードを尋ねられるので、それぞれ入力します。
成功した場合、次のように表示されます。

Counting objects: 3, done.
Writing objects: 100% (3/3), 245 bytes | 245.00 KiB/s, done.
Total 3 (delta 0), reused 0 (delta 0)
To https://github.com/~
* [new branch] master -> master

これで、GitHubへプッシュし、リモートリポジトリへの反映が完了です。
GitHub上で登録されていることを確認します。


まとめ

GitHubは覚えることが多く、大変ではあるものの、慣れれば、それほど難しくはありません。

使いこなせる様になれば、開発の効率化ができ、便利です。

最初のうちは、commitしてpushする等、最低限だけ抑えておき、少しずつ慣れていくようにすると良いでしょう。